私は自炊派ですが、時々忙しくて料理をする時間がない日があります。
そんな時は、レンジで温めるだけで食べられる冷凍惣菜を自宅に届けてくれる【宅配食事サービス(宅食)】を利用しています。
今回は、冷凍食品業界最大手のニチレイフーズが運営する『ニチレイフーズダイレクト』の宅食サービスを試してみました。実際に食べた商品の味や見た目の感想をお伝えします。
※2024年1月時点の情報です。
ニチレイフーズダイレクトとは?サービスの内容や特徴を紹介
『ニチレイフーズダイレクト』は、日本を代表する冷凍食品メーカー「ニチレイ」の公式オンラインショップです。
健康管理に役立つ食品やニチレイフーズのグルメ商品を数多く取り扱っています。
公式サイトだけでなく、楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなどのネットモールからも注文でき、宅配便の配送可能地域であれば、日本全国に配送可能です。
ニチレイフーズダイレクトのメニューや値段は?
画像引用:ニチレイフーズダイレクト公式サイト
『ニチレイフーズダイレクト』は、バラエティ豊かなメニューを取り揃えています。
メインであるヘルシー食品ジャンルは、以下のようなラインナップがあります。
- 気くばり御膳:健康にもおいしさにも気を配った、人気No.1のおかずセット。1食あたり約800円。
- パワーデリ:タンパク質をしっかり摂取できるおかずセットで、体力や筋力のキープを目指す方におすすめ。1食あたり約1,000円超。
- ウーディッシュ:20品目以上の食材を使用し、栄養バランスに優れたワンプレート料理。主食付きで1食あたり約700円。
- アットホームバル:自宅にいながらにして、ゆとりあるバル(軽食喫茶店)気分を味わえるおかずセット。1食あたり約650円。
健康サポート食ジャンルとしては、管理栄養士が監修した栄養成分別のおかずセットメニューを提供。各種の健康課題に合わせて最適な食事が選べます。
また、もち麦ごはんとおかずを一皿に盛り付けた「もち麦ワンディッシュ」は主食付きのメニューで1食あたり約700円。一方、「エブリオンミール」はチャーハンやドライカレー、パスタなど主食がメインの商品で、1食あたり約650円となっています。
この他、ニチレイフーズの業務用シリーズ「レストランユース」や、おやつなども取り扱っています。
期間限定・数量限定メニューなど、一部の商品は公式サイトのみでの販売となっているので、詳細は公式サイトで確認してください。
お得に購入するには?
なお、これらの値段はあくまで1食あたりの基本価格です。
まとめ買いをすると1食あたりの単価が下がるほか、公式サイトなら初回購入時限定の割引サービスや会員割引、ポイント付与、ネットモールならポイントセールなどを上手に活用することでさらにお得に購入できます。
ニチレイフーズダイレクトのお試しセット
画像引用:ニチレイフーズダイレクト公式サイト
公式サイトでは、初めての方でも気軽に試せる「お試しセット」も販売されています。
人気の「きくばりごぜん」「ウーディッシュ」「パワーデリ」などのシリーズから、厳選されたメニューが3,300円~3,980円(税込)で購入可能。
気になるセットを注文して、『ニチレイフーズダイレクト』の品質をチェックしてみてください。
ニチレイフーズダイレクトの送料と支払い方法は?
『ニチレイフーズダイレクト』の送料は購入サイトによって異なります。
公式サイトでは、本州四国は7500円以上で送料無料、5000円~7499円は500円、5000円未満は800円。北海道・九州はそれぞれ400円、900円、1200円、沖縄はそれぞれ1700円、2200円、2500円の送料がかかります。
楽天市場では「39ショップ」に加盟しており、基本は全国一律800円ですが、送料無料のセット販売がメイン。
ヤフーショッピングは5000円以上送料無料で基本は全国一律800円ですが、こちらも送料無料のセット販売がメインです。
Amazonは送料無料のセットが中心です。
公式サイトでの支払い方法は、クレジットカード、代金引換、銀行振込(先払い)、コンビニ決済(先払い)、ネットバンキング(先払い)、後払い(コンビニ・銀行・郵便局・LINE Pay)、PayPay、Amazon Payと豊富です。
楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonでの支払い方法は、各モール指定の方法となります。
ニチレイフーズダイレクトの会員特典
画像引用:ニチレイフーズダイレクト公式サイト
『ニチレイフーズダイレクト』の公式サイトでは無料の会員登録で様々な特典が受けられます。
会員登録で500ポイントがもらえるほか、購入金額に応じてランクが上がるステージ制度で、ランクに応じた割引率が適用されます。また、誕生月にはクーポンやプレゼントがもらえる特典も。
購入金額に応じてポイントも貯まるので、お得にリピート購入ができます。
ニチレイフーズダイレクトの料理を実食した感想
今回は「気くばり御膳」と「アットホームバル」を食べてみました。
調理方法や美味しく調理するコツ
「気くばり御膳」と「アットホームバル」の調理方法は非常に簡単です。
「気くばり御膳」は、商品のフタを点線まで剥がしてから電子レンジで温めるだけ。フタの部分には商品ラベルが印刷されており、電子レンジでの加熱時間、栄養成分表示、原材料名などの情報が記載されています。
一方「アットホームバル」は、パッケージは異なりますが、袋に切り込みを入れて電子レンジで温めるだけでOKです。
料理を美味しく調理するコツは、電子レンジの出力を低めに設定すること。
レンジのワット数が高すぎると、食材が一気に解凍されてしまい、旨味が詰まったドリップが流れ出てしまうことがあります。
その結果、料理が水っぽくなったり食材が硬くなったりする原因になります。
500Wで6分と600Wで5分30秒なら、時間は少しかかりますが前者の方が美味しく感じられると思います。
「気くばり御膳」「アットホームバル」はおかずのみ。主食は自分で用意しよう
「気くばり御膳」と「アットホームバル」はおかずのみのセットなので、ご飯やパンなどの主食が必要な場合は自分で用意しましょう。
「鶏もも肉の治部煮風」のような和食料理にはご飯とみそ汁を、「デミグラスのポークソテー」のような洋食料理にはパンとスープを用意して食べました。
実食した10品の料理を写真付きで紹介
今回食べた料理の感想を一つひとつ書くと非常に長くなるので、料理名と撮った写真を載せて、最後に総合的な感想を書きたいと思います。
たまねぎソースの和風ハンバーグ
しょうが醤油の鶏からあげ
ぶりの照り焼き
鶏もも肉の治部煮風
黒酢の酢豚
白身魚のチリソース
デミグラスのポークソテー
メンチカツのソースがけ
鶏もも肉のステーキスパイスカレーソース
さけのソースがけ
総合的な見た目や味の感想
正直なところ、冷食大手の商品というと「値段は安いけれど味はそれほど美味しくない」というイメージを持っていました。
けれど、実際に食べてみると見た目もきれいで味もなかなか良かったです。
どの料理も一定以上のクオリティをキープしており、ハズレがないのが印象的でした。
個人的には「気くばり御膳」の方が「アットホームバル」より美味しく感じましたね。
主菜はどれも凝った料理ではないけれど、肉も魚も臭みがほとんどなく、味付けも薄すぎず濃すぎずのちょうどいい塩梅。
副菜はシンプルながらも質が高く、冷凍食品にありがちな水っぽさや臭みがなく、食感もしっかりと残っていました。
また、素材の味を感じられるバランスの取れた味付けにも満足しています。
総合点は、味75点、見た目75点といったところでしょうか。冷凍惣菜としては十分合格点だと思います。
もう少し頑張ってほしいと思う点は、容器と原材料の2点です。
容器については、「アットホームバル」シリーズではある程度こだわりが感じられる素材や色が使われていますが、「気くばり御膳」シリーズは少し物足りない印象を受けました。
値段を抑えるためや電子レンジとの相性など、現在の容器を採用している理由はいろいろあるとは思いますが、他社の宅食サービス「nosh」や「DELIPICKS」と比べるとデザイン面で見劣りしてしまいます。
原材料に関しては、国産のものも使われてはいますが、中国をはじめとする外国産の食材も多く使用されているようです。
ニチレイほどの大手なら品管もしっかりしているだろうから安全性についての不安は少ないですが、できれば国産の原材料をたくさん使ってほしいと思う人も多いかもしれませんね。
まとめ
今回、冷凍食品業界最大手のニチレイフーズが運営する宅食サービス『ニチレイフーズダイレクト』を実際に利用してみました。
健康的なメニューが豊富で、味や見た目のクオリティも高く、おいしく食べられました。特に「気くばり御膳」シリーズは、主菜・副菜ともにバランスの取れた味付けで満足しています。
全体的な評価は、味75点、見た目75点。冷凍惣菜としては十分合格点だと感じました。
『ニチレイフーズダイレクト』は、公式サイトだけでなく楽天市場やAmazon、ヤフーショッピングなどのネットモールからも購入可能。ただし、お試しセットや会員特典などは公式サイト限定となっています。
値段に関しては少し高い気もしますが、公式サイトなら特典や割引サービス、ネットモールならセール時の割引を利用すればお得に購入できるので、興味のある人はぜひチェックしてみてください!
#ニチレイフーズダイレクト #宅食