急激な円安やそれに伴う原材料の高騰で生活必需品の値上がりが止まりません。
特に食品の値上がりは凄まじく10%くらいの値上げは当たり前。服や嗜好品などは我慢すればなんとかなるけれど、食品は食べなきゃ死んじゃうんで困ったものです。
ということで食品を買う時もできるだけ安いものを選んで買うようにしているのですが、先日スーパーマーケットの袋麺セールで【うまかっちゃん】が安かったので大量に購入しました。
豚バラ肉を使ったうまかっちゃんアレンジレシピ
【うまかっちゃん】は1979年にハウス食品株式会社から発売されたとんこつ風味の即席ラーメン。
当時、ハウスが全国で販売していたラーメンが九州の客からは支持を得られなかったため、「九州のお客様に支持されるラーメンを開発してほしい」という九州担当営業マンの声を受けて開発プロジェクトがスタートしたそうです。
九州出身の社員や九州の主婦を対象に試作テストを重ねて地元志向のスープを作り、博多弁で「美味しい」を意味する「うまか」と愛らしい「ちゃん」を組み合わせ【うまかっちゃん】と命名したみたいですね。
うまかっちゃんのバリエーション(ラインナップ)と発売地区
現在は定番の【うまかっちゃん】に加えて以下のバリエーションがあります。※2022年5月時点
- 濃厚新味:濃厚なスープと細カタ麺が特徴
- 博多 からし高菜風味:辛子高菜の風味と辛さが特徴
- 熊本 香ばしにんにく風味:焦がしにんにく油を使った特製マー油で特徴づけ
- 黒豚とんこつ 鹿児島焦がしねぎ風味:黒豚のとんこつに鶏ガラや野菜の風味を加えたスープと焦がしネギで特徴づけ
それぞれの味についての私の感想は、
【熊本】はニンニクの香りが強め、
【濃厚新味】は細麺とスープのバランスが良く、
【博多】は辛めのスープが野菜トッピングに合い、
【黒豚とんこつ】は焦がしねぎの香ばしさが良いアクセントになっていると思いました。
発売地区は残念ながら日本全国ではなく公式サイトには近畿、中四国、九州、沖縄と記載。
ただ、これらの地域以外でも販売しているお店はありますしインターネット通販でも購入は可能です。
アレンジが盛んなうまかっちゃん
無印【うまかっちゃん】の味はあっさり系のとんこつ味で麺は良い意味で安っぽい感じ。
もうちょっとスープにコクがあればとか麺に歯応えがあればとも思うのですが、まあ飽きのこない「こういうのでいいんだよ」的な袋麺ですね。
あまり主張しないあっさり系だからこそ、皆「なにか」を足したくなるのかアレンジが盛んで公式サイトでも数多くのアレンジレシピが紹介されています。
私も少しでも美味しく食べるためにいろいろなトッピングを試してみたのですが、今は豚バラ肉を使ったアレンジにハマっているので紹介したいと思います。
うまかっちゃん 豚バラ甘辛炒めトッピングの作り方
【うまかっちゃん】にトッピングするのは、「豚バラ肉の薄切り」を甘辛く炒めたもの。
作り方は簡単。
- フライパンに油を引いて少し焦げ目がつくまで豚バラ肉を炒める
- 砂糖(甜菜糖とか三温糖などがおすすめ)を加え軽く炒める
- みりんと酒を加えて軽く炒め、その後しょうゆを加えて水気がなくなるまで炒める(お好みであらびきガーリックを入れても美味)
以上です。
豚肉の量はいつも多めに作るので大体250gくらい。砂糖・みりん・酒は大体大さじ1杯くらい、しょうゆは2杯くらいですね。
ちょっと濃いめに甘辛くなればOKなのでいつも目分量です。
ポイントは予め全部の材料を混ぜ合わせるのではなく豚肉を炒めたら次に砂糖、次にみりんと酒、最後にしょうゆといった具合に順序付けて味付けすること。
理由は分からないけれどこの方がコクのある甘みを感じます。
トッピングする豚バラ肉の甘辛炒めが完成したら、次は基本の【うまかっちゃん】を作っていきます。
麺を茹でたお湯をそのままスープに使う人が多いかもしれませんが、私は麺の茹で汁は使わず別にお湯を沸かす派。
こうすることによって雑味が少なくなるし、体への悪影響も幾分少なくなる気がします(笑)
器にスープの素と調味オイルを入れお湯で溶かし、そこに硬めに茹でた麺を入れれば素ラーメンが完成。
とんこつ系のラーメンは硬めの麺が美味しいですね。
完成した素ラーメンに麺が伸びないように素早く豚バラ肉の甘辛炒めと炒め汁(豚バラから出た油)、ネギ、海苔を加えれば…
【うまかっちゃん 豚バラ甘辛炒めトッピング】の完成です。
あっさり系からコクのあるとんこつラーメンに大変身!
初めて作って食べた時、こいつ袋麺のくせにバカウマ過ぎだろ…と感動した自信作なので是非作ってみてください。
下手するとそこいらのラーメン屋よりも美味しいかも。
豚バラ甘辛炒めはご飯にかけても美味しい
あと、豚バラ甘辛炒めは多めに作っておくのがおすすめです。
なぜならラーメンだけじゃなくご飯にかけて食べても美味しいから。卵の黄身とネギを一緒に添えてくださいね。
冷蔵庫に入れておけばしばらくもつし、煮物と同じように冷えたら味がさらに染み込んで美味しくなります。
以上、ぼくのかんがえたさいきょうのうまかっちゃんアレンジレシピでした!
#うまかっちゃんアレンジレシピ
参考にさせていただいた記事・サイト