以前レジンクラフト用にLED&UVライト『LaCurie』を購入しました。
『LaCurie』は主にジェルネイル用として販売されている48WのLEDとUVのミックスライトです。
これが非常に使いやすく、アクセサリーや小物づくりに大活躍してくれたのですが、レジン用だけにしておくにはもったいないので本来の使い方どおりセルフジェルネイルに挑戦してみることにしました。
→(当ブログの記事)【レジンクラフト初心者】LaCurieネイルライトとまさるの涙を使った感想
素人の初挑戦でジェルネイルがどれくらいできるのか、また使ったアイテムなどを紹介していきます。
ジェルネイルの基礎知識と特長
ジェルネイルとはUVライトやLEDライトを使ってゲル状の樹脂を硬化させて爪を装飾するものを指します。
ジェルネイルのいい点は一般的なマニキュアと比べて強度が高く剥がれにくいところ。
さらに、ライトに当てるまで固まらないので慌てる必要が無くデザインがしやすいのも特長です。
初めは難しいものだと思っていたけどプロ級の仕上がりにこだわらなければとりあえず「塗って爪を装飾する」ところまでは意外と簡単。
ジェルと専用のライトさえ用意すればあとは塗って硬化するだけ。楽ちんです。
逆にマニキュアよりも面倒で色々と準備しなくてはいけないのがオフ工程なのですが、それについてはまた別記事で…。
→(当ブログの記事)ジェルネイルのオフがめんどくさいのでセリアとベティジェルのピールオフを試してみた
セリアのカラージェルの特徴とカラーバリエーション
まず試したのは100円ショップ『セリア』のカラージェル。
初めてでいきなりプロ仕様の材料を使うのはちょっと躊躇するなぁというところで、セリアのカラージェルは100円+税で揃えられるのがとてもありがたい!
カラージェルにはネイルサロンなどでよく使われているジャータイプ(コンテナに入ったもの)とポリッシュタイプ(マニキュアボトルのように蓋にブラシがついているもの)がありますが、セリアのカラージェルはポリッシュタイプで普通のマニキュアと同じ要領で塗布できるので扱いやすくて初心者にはいいですね。
使ってみたところテクスチャは普通のマニキュアよりも少しもったりしている感じ。
それでもポリッシュタイプはコンテナタイプよりも粘度がゆるいそうですが、そこまで細かいアートを入れたりするのでなければ全く問題なく使えると思います。
私は個別に筆を用意して使った後にエタノールで拭き取ったりする手間がとにかく面倒なので断然ポリッシュタイプ派です。
カラーは発売以来定期的に新色も出ているようでかなり豊富。
マット系、ラメ・パール系、シアー系、どれも充実していてセリアのジェルだけで十分いろいろなバリエーションのジェルネイルを楽しめそうです。
初めはあれこれ試してみたり失敗などもあると思うので気兼ねなくどんどん使える安さは魅力的ですね。
ネイル工房のカラージェルの種類と魅力
100円のカラージェルとほかのカラージェルにはどれくらいの違いがあるのか、試してみようと購入したのは楽天市場やヤフーショッピングに出店している『ネイル工房』のカラージェル。
『ネイル工房』はネイル用品を数多く取り扱っているネットショップです。
ここはとにかく品ぞろえが豊富であれもこれも試してみたくなってしまうんですよね。
単純なカラーバリエーションだけでも200色以上、さらにマグネットジェルや蓄光タイプのジェル、紫外線の強さや温度によって色が変わるジェルなど面白いアイテムもたくさんあります。
その中からセリアとの比較用に選んだのは398円のオーソドックスなポリッシュタイプのカラージェル『SELF』シリーズ。
いくつか気になったカラーを購入して使ってみたのですが…
塗布感やツヤ、ニオイ、内容量などどれも大体同じ。
初心者の感覚ではセリアのジェルとの違いはあまり感じませんでした。
前述したマグネットジェルや変色タイプのような特殊な効果の無いオーソドックスなジェルにはほぼ差が無いのではないかと思います。
こちらの商品はほとんどが送料無料なのでその辺の経費が乗っかった価格設定なのかな。
しかしカラーバリエーションはセリア以上で、ちゃんとチップに塗った見本やアートのお手本なども見られるので仕上がりのイメージがしやすいのは良いですね。
『ネイル工房』はポイントなどを利用して購入したい場合や全色セット買いにはおすすめです。
セリアとネイル工房のジェルでネイルアートをしてみた
アレンジを紹介しているサイトなどを参考にしつつセリアとネイル工房で購入したジェルを使ってネイルチップをいくつか塗ってみました。
使ったジェルの組み合わせは以下の通り。※セリア(セ)ネイル工房(ネ)ダイソー(ダ)
- Nudy CORAL(セ)+Plum PINK(セ)+Milky WHITE(セ)+SHEER PINK(セ)+オーロラホログラム(ダ)
- Sky BLUE(セ)+NAVY(セ)+Milky WHITE(セ)+Glitter SILVER(セ)
- MUSTARD(セ)+Dark BROWN(セ)+ICE CLEAR09(ネ)+SCARLET(セ)+Glitter GOLD(セ)
- BASE&TOP(セ)+NAVY(セ)+Ethnick Pearl(ネ)+Raffine Color07(ネ)+ナゲット(セ)+ゴールドホログラム(ダ)
- マカロン17(ネ)+Milky WHITE(セ)
- Glitter BLUE(セ)+Glitter GREEN(セ)+Milky WHITE(セ)+BASE&TOP(セ)+GOLD(セ)
- MUSTARD(セ)+BASE&TOP(セ)+Milky WHITE(セ)+AURORA(セ)+オーロラホロ(ダ)
- BASE&TOP(セ)+Frozen WHITE(セ)+Raffine Color07(ネ)
- Dark BROWN(セ)+Ethnick Pearl(ネ)+Glitter SILVER(セ)
どのアートも別の筆などは用意せず、全てキャップに付いているブラシと細かい部分は楊枝を使って描きました。
技術不足ゆえのアラはありますがまあ初めてにしてはそれなりの形にはなったかな~と思います。
自爪(特に利き手)にするのは難しくてもチップだと色々試すのが楽しくていくらでも作ってみたくなってしまいますね!
使ってみて便利だったおすすめのジェルネイルアイテム
ジェルネイルを楽しむにあたって、便利だったアイテムがいくつかありました。
まずひとつはネイル工房で買った自分でジェルを塗って完成させていくカラーチャート。
スティックタイプのネイルチップになっていて根元をリングに通してまとめて保管できます。
カラージェルのパッケージは紫外線に触れないよう中身が見えない仕様になっているので外側からでは実際のジェルの色がわかりませんが、カラーチャートがあれば使いたい色がサッと確認出来てとても便利でした。
そのほか使い勝手がよかったのはネイルチップ、ネイルチップスタンド、先の細いピンセットなど。
ジェルネイルはマニキュアほど簡単にオフできないのでアートを練習したりするにはやっぱりネイルチップがあるといいですね。
そしてそのチップを塗るにはチップスタンドがあると便利。
私は初めペットボトルのキャップに両面テープを丸めたものをくっつけてスタンド代わりにしたりしていたのですがちゃんとしたチップスタンドとは当然ながら全然使い勝手が違いました。
出来上がったチップを飾っておくのにも使えてよかったです。
ネイル用の先の細いピンセットはホログラムやナゲットを掴むのにとても役立ちました。
これも初めは普通のピンセットで試してみたのですが先の細いピンセットの方が断然掴みやすい。
細かい作業は時間をとられるのでこういう所でストレスを軽減してくれると地味にありがたいです。
これらは別になくても問題は無いけど、あると作業が捗るな~という感じのアイテム。
どのアイテムにもお世話になりました。
ズボラな私はとりあえず「塗るだけ」を目標に始めたので甘皮処理などの道具には全く手を付けていないのですが他にも道具にこだわりたいという方はいろいろと気に入ったものを探してみてください。
まとめ
レジンクラフト用に買ったLED&UVライトを有効活用したいという思いで挑戦してみたセルフジェルネイル。
上手くいくか心配でしたが、結論から言うと「初心者でも道具さえあればそれなりにやれる!」のではないかと思います。
細かい技術については慣れてきたらもう少しマシになってくると思うので多少は妥協。
カラージェルはセリアのものでも十分キレイなネイルができたし、セリアに無い色はネットショップ『ネイル工房』で集めたりしていろいろと楽しむことができました。
あまり仕上がりにこだわらずに楽にやってみる分にはプチプラで簡単なセルフジェルネイルは素敵な趣味になりそうです。
今回触れなかったベースコート、トップコートについてはまた別記事で…。
レジン同様ジェルネイルもアレルギーが発症することがあるので注意してくださいね~
#セリアジェルネイル #セルフジェルネイル