高齢の猫を飼っている飼い主さんなら、愛猫の健康管理に日々心を配っているのではないでしょうか。
薬の処方や定期検査は非常に重要ですが、猫の体に優しい補助的な療法として、【お灸】を試してみるのもおすすめです。
「せんねん灸 太陽」の特徴と使い方
お灸といえば、火を使うのでちょっと怖いイメージがあるかもしれません。
でも、最近は火を使わずに手軽に使えるお灸もあるんです。
その代表が【せんねん灸 太陽】です。
「せんねん灸 太陽」は一般的なお灸と違い、火を使わず温度も約40~50℃までしか上がらないので、猫に対しても比較的安全に使えるのが特徴。温熱効果は約3時間続きます。
使い方と猫に使う際の注意点
使い方は非常に簡単で、上部(凸部)のシールをはがす→皮膚面(底部)のシールをはがす→患部に貼る。これだけです。
「せんねん灸 太陽」は粘着シールで体に貼り付けるタイプなので、多少なら動いても大丈夫。
ただし、粘着力は弱めなので、元気いっぱいの猫や毛が短くてシールが付きにくい猫はすぐに外してしまう可能性があります。動きの少ない高齢猫に使うのがおすすめですね。
目を離さずに観察し、外れたら飼い主が使いましょう。猫の次は人間、という順番が召使感があって面白いですよね(笑)
あとは、お灸が猫の体の下敷きになると低温やけどを起こす可能性もあるので、使用中はできるだけ目を離さないように注意しましょう。
人間に対する効果・効能
猫専用ではありませんが、人間に対する効果・効能が認められているため、猫にも同じような効果が期待できます。人間に対しての効果は以下の通りです。
- 疲労回復
- 血行をよくする
- 筋肉の疲れをとる
- 筋肉のこりをほぐす
- 神経痛・筋肉痛の痛みの緩解
- 胃腸の働きを活発にする
この商品は管理医療機器(温灸器)の承認も受けているため、上記のような人体に対しての効果・効能が厚生労働省によって認められています(承認番号15900BZZ01362000)。
人気プロ野球選手も愛用!
実は「せんねん灸 太陽」は人気プロ野球選手のダルビッシュ有投手も愛用しているんです。
ダルビッシュ投手をきっかけに、多くの人がせんねん灸太陽を使い始めたそうです。
➡当ブログの記事)ダルビッシュ愛用|せんねん灸太陽の効果や使い方、おすすめのツボ
人間もペットも使えるのが魅力ですね。
私はいつも足裏の「湧泉」というツボに貼ってお灸パワーを実感しています。
応募券を集めて応募すると商品やプレゼントがもらえる
毎日猫と自分用に使っていると、あっという間に箱が空になってしまうのが玉にキズ。
せんねん灸太陽をたくさん使うとパッケージ箱が溜まりますが、箱についている応募券を集めて送ると、せんねん灸商品やオリジナルカレンダーなどがもらえるんです。
うまく活用して、お得に継続使用したいですね!
➡(当ブログの記事)せんねん灸】応募券を集めて商品やカレンダー・ツボガイドブックをゲット!
高齢猫の健康管理に「せんねん灸 太陽」を使用した体験談
我が家の使用例ですが、今は慢性腎不全を患っている子と片足が不自由な20歳の高齢猫の健康管理のために1日1個ずつ使用しています。
あと、癌に罹った愛猫の緩和ケアに「せんねん灸 太陽」を使用した経験もあります。
体調が優れない中でも、愛猫にお灸を貼ると気持ちよさそうにしていたのが印象的でした。
残念ながら今はもういませんが、少しでも癌の痛みや苦しみを和らげられたのなら…と思うと、お灸を選んでよかったと感じています。
獣医師コラムからみる猫に対するお灸の効果と使い方
では、猫に対してお灸が本当に効果があるのか、少し掘り下げてみましょう。
獣医師の執筆したコラムによると、お灸は特に老齢で体が冷えている猫に効果が高いそうです。
直接もぐさを焚くタイプは毛が焦げる危険性があるので避け、せんねん灸太陽のようなシールタイプや、電気温灸器を使うのがおすすめとのこと。
猫のツボは、症状によって使い分ける必要がありますが、老齢の猫に多い腎虚のケースでは、腎兪(じんゆ)や陰陵泉(いんりょうせん)などに施灸するそうです。
その他、命門(めいもん)や膀胱兪(ぼうこうゆ)なども腎ケアにおすすめのツボです。
関節の痛みには患部周辺のツボを、全身の健康維持には養生のツボを使うなど、東洋医学の理論に基づいて使用します。
まとめ
高齢猫の健康管理に、火を使わない安全なお灸「せんねん灸太陽」がおすすめです。
このお灸は温度が40~50℃までしか上がらず、粘着シールで体に貼るタイプなので、猫に対しても比較的安全に使用できます。
ただし、お灸が猫の体の下敷きになっている時は低温やけどを起こす可能性があるので、使用中はできるだけ目を離さないようにしましょう。
また、お灸を使用する前には必ず獣医師に相談し、猫の個別の健康状態に合わせた使用方法をアドバイスしてもらうことが大切です。
お灸は従来の治療を補完する補助的な療法として位置づけ、獣医師の指導のもと、飼い主さんの観察力と愛情で高齢猫の健康管理に役立ててください。
獣医師と相談しながらお灸を適切に使用することで、高齢猫の健康維持と症状の緩和により効果的に寄与できるでしょう。
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参考にさせていただいた記事・サイト