最近、肩こりや耳鳴りに悩んでいる私は、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が登板日に欠かせないと言っている【火を使わないお灸 せんねん灸太陽】に興味を持ちました。
ダルビッシュ選手は、自身のユーチューブチャンネルでせんねん灸太陽をおすすめする様子を公開し、その効果を熱く語っていました。
この記事では、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手が愛用しているせんねん灸太陽について、実際に使ってみた感想や効果、使い方を紹介します。
プロ野球選手ダルビッシュ有も絶賛のせんねん灸太陽
先日、肩や首回りの疲れや痛みをなんとかできないものかとネットサーフィンしていたのですが、その時見つけたのがメジャーリーガー・ダルビッシュ有選手のニュース。
ダルビッシュ選手がせんねん灸太陽というアイテムを登板日に使用していて、その効果を実感しているとのことでした。
カブスのダルビッシュ有投手(34)は7日、自身の動画を発信するユーチューブチャンネルで「これがないと先発できません」のタイトルでライブ配信。登板日に欠かさないルーティンとして、「せんねん灸太陽」を、約20個貼ると紹介した。
ダルビッシュ選手のせんねん灸太陽愛
記事を見ただけでは自分のお気に入りのアイテムを簡単に紹介したくらいの印象でしたが、実際ダルビッシュ選手の動画を見るとせんねん灸太陽に対する熱意や愛?が十分すぎるほど伝わってきました。
「10何年プロをやっているがこれは登板日に絶対必要。これがなければ投げられない」
「遠征先に持っていくのを忘れて貼れなかった時は調子が悪かった」
「デーゲームは常に身体が痛いような状態だが、ツボに貼ると胃腸などの不調も含めて本当によくなる」
などと、まさに絶賛といってもよい内容でした。※せんねん灸の話は動画の15分30秒くらいから
動画内で「お金をいただいて紹介しているわけではないし、僕はそういうことはしない。本当に良いと思うものだけ。」と言っていたように宣伝目的でもないとのこと。
残り3年の契約期間フルに登板しても大丈夫なように100箱ほどのストックがあるらしいですが、全て自分のお金で購入したと言っていました。
スポーツ選手の多くが宣伝と引き換えに無償で商品を提供してもらっている中、自分が良いと思うものにはきちんと自分のお金を払って購入するというダルビッシュ選手の姿勢には非常に好感が持てます。
そんなダルビッシュ選手が、肩や首の疲れやコリが気になる人は一回是非使ってみてほしいと絶賛しているアイテムなら購入する価値があるかもと思い私も試してみることにしました。
せんねん灸太陽の特徴や使い方・効果・注意点・評判
せんねん灸太陽の特徴
せんねん灸とは1970年から使用されているお灸のブランドネームで、製造・販売は滋賀県に本社を置く「セネファ株式会社」が行っています。
せんねん灸太陽は、このせんねん灸ブランドの一種で、火を一切使わないタイプのお灸です。
せんねん灸太陽は、皮膚面平均温度が約40~50℃とそれほど高くない気持ちよい温熱効果が約3時間続くという特徴があります。火を使わないので衣服の中に貼ったままでも大丈夫で、外出時でも問題なく使用できます。
ダルビッシュ選手は、この"低温で長い時間温めてくれる"というのがすごく良いと言っていました。
同じ温め効果が期待できるヒートパックや普通のお灸では効果があまり感じられなかったそうです。
せんねん灸の種類
このせんねん灸太陽以外にも「レインボー」や「オフ」「2・3・9」「強力温熱」など、数多くの商品を発売中。
ただし、今のところ"火を使わないタイプ"のお灸はこの「太陽」と、太陽より面積が広く肩や腰に貼るのに最適な「世界」だけとなっています。
ちなみに公式サイトには火を使うお灸と火を使わないお灸の効果に差はないと書かれていました。ツボの位置やシチュエーションにあわせて選べばいいそうです。
商品の入り数と値段
今回私が買ったのは30コ入り。
せんねん灸太陽は、入り数によって価格が異なります。
定価は6コ入りで770円(税込)、12コ入りで1430円(税込)、30コ入りで3080円(税込)、60コ入りで5830円(税込)です。※2024年時点
数が多いほど1コあたりの単価は安くなります。
ダルビッシュ選手は、登板日に毎回20コくらい、それ以外の日は調子に合わせて6コくらい貼ると言っていました。20コだと、60コ入りで計算して約1800円かかります。
年俸約24億円のダルビッシュ選手にとっては、安いものかもしれませんが、私たち一般人にとっては、超高級品です。
なので、使用するのは本当に辛い時、そして貼る場所も厳選して使うことにしました。
せんねん灸太陽の効果と使い方
せんねん灸を患部に貼ることで期待できる効果は以下の6つ。
- 疲労回復
- 血行をよくする
- 筋肉の疲れをとる
- 筋肉のこりをほぐす
- 神経痛・筋肉痛の痛みの緩解
- 胃腸の働きを活発にする
この商品は管理医療機器(温灸器)の承認も受けているため、上記のような人体に対しての効果・効能を表示することが許されています(承認番号15900BZZ01362000)。
ちなみに、医療機器以外のアイテムであるにもかかわらず、こりや血行改善効果を表示すると薬機法(旧薬事法)違反になります。
せんねん灸太陽ははがして貼るだけの簡単仕様
せんねん灸太陽の使い方は非常に簡単。
- 上部(凸部)のシールをはがす
- 皮膚面(底部)のシールをはがす
- 患部に貼る
以上です。
お灸といえばめんどくさいイメージがあったのですが、せんねん灸太陽ははがして貼るだけ。この簡単仕様も人気の理由の一つなのかもしれません。
『ツボ』に貼ることで効果を発揮!おすすめの場所も紹介
せんねん灸太陽は、身体の不調のあらわれるポイント「ツボ」に貼ることで効果を発揮します。
ツボは血行不良を起こしている箇所で張りがなく、へこんでいる、かさついている、軽い痛み(圧痛)を感じるなどの特徴があるそうです。
ダルビッシュ選手が紹介したツボ「肩井」
ダルビッシュ選手が動画内で紹介していたのは「肩井(けんせい)」という肩にあるツボです。
首や肩のコリ、寝違え、目、耳、歯痛、頭痛などに効果があり、全身の血行もよくなるので冷え性にも効果があるとのことです。
肩井は私も一番よく貼っているツボで肩こり改善効果を感じています。
右だけ貼って左には貼らずに過ごしてみると左肩だけ重い感じがするので、個人の感想ではありますが、間違いなく効果はあると思っています。
その他のおすすめのツボ
肩井以外にも、さまざまなツボがあります。例えば、以下のようなツボがおすすめです。
- 風池(ふうち):風邪症状や目、耳、鼻、頭痛に効果がある
- 志室(ししつ):腰痛、冷え性に効果がある
- 腰陽関(こしようかん):骨盤のゆがみや姿勢のくずれ、消化不良や腰痛、女性特有の症状に効果がある
- 中脘(ちゅうかん):胃腸の働きを高めたり、せき、たん、消化不良、むくみなどに効果がある
- 関元(かんげん):尿に関する症状や情緒不安定、加齢による諸症状に効果がある
初めての人におすすめのツボ「合谷」
せんねん灸公式サイトによると、初めての人は万能のツボと呼ばれる「合谷(ごうこく)」がおすすめだそうです。
このツボは親指と人さし指の骨が交わったところからやや人さし指よりのへこみにあります。風邪の引きはじめや目、鼻、歯の痛み、肩こり、ストレスなどに効果があります。
せんねん灸公式サイトにおすすめのツボが紹介されているので自分の症状にあったツボに貼ってみてください。
私は「おすすめのツボの保存版」を持っているので確認すると、上で紹介した「肩井」「合谷」「風池」「志室」「腰陽関」「中脘」「関元」の7つに加え「神門」「手三里」「足三里」「三陰交」「承山」「湧泉」の6つが紹介されていました。
私がよく貼っているおすすめのツボ「翳風」「湧泉」
公式サイトのおすすめのツボには載っていませんが、私がよく貼っているのは「翳風(えいふう)」というツボです。
このツボは耳の後ろの骨と耳たぶの間のくぼみにあり、耳鳴りや難聴など耳の不調に効果があると言われています。
私は1年程前から疲れがたまるとよく耳鳴りの症状があらわれていましたが、せんねん灸をこのツボに貼ると耳鳴りの症状が治まるようになりました。
それまでは寝るくらいしか対策がなく、本当に不快だったので助かっています。
あとは「湧泉(ゆうせん)」ですね。
このツボは足の裏の土踏まずの上にあり、全身の血行を良くして体の不調を改善する効果があると言われています。
名前の由来は「生命力(エネルギー)が泉のように湧き出る」ことからきているそうですが、まさにその通りで、このツボにせんねん灸を貼って寝ると、朝起きたときには体中がすっきりしています。
それから、私は重度の不眠症なのですが、「湧泉」にせんねん灸を貼ると寝つきが良くなり、中途覚醒も減りました。
せんねん灸太陽の使用にあたっての注意事項
せんねん灸太陽の使用にあたっては、以下のような注意事項があります。
- 顔にお灸をしてはいけない。
顔は皮膚が薄くやけどしやすい部分です。また目や鼻などの粘膜にも刺激を与える可能性があります。 - 子供にお灸をしてはいけない。
子供は皮膚が敏感でやけどの危険が高いです。また自分でお灸を取り除くことができない場合もあります。 - 入浴前後、食事直後、飲酒後、発熱時はお灸を避ける。
これらの状態では全身の血行が良くなり、お灸の効果が薄れたりやけどになりやすくなったりします。 - 初めてお灸をする人は1つのツボに1日1回1個から始める。
ツボは1~3か所程度にしましょう。お灸に慣れていないと熱さに耐えられなかったり、皮膚にトラブルが起きたりする可能性があります。 - 熱いと感じたらすぐに位置をずらすか取り除く。
お灸は皮膚面平均温度が約40~50℃と低温ですが、長時間貼っているとやけどすることがあります。特に下着や衣服で圧迫されると温度が上がりやけどしやすくなります。
低温やけどに注意!
せんねん灸太陽の使用にあたっては、「低温やけど」に注意しましょう。
低温やけどとは、低温でも長時間皮膚に熱を加えることで起こるやけどのことです。
低温やけどは痛みや赤みが少なく、気づかないうちに深刻な状態になることがあります。
私もせんねん灸を使い始めた頃、おへその下の「関元」というツボに貼ったまま仕事をしていて、低温やけどしてしまいました。
熱いとは思っていましたが、せんねん灸初心者だったのでお灸は熱いのが当たり前だと思い込んでいました。
下着のゴムで上から押さえつけられていたので、通常よりも高い温度になってしまったのでしょう。
やけどした部分は数か月経っても黒ずんだままで跡が残っています。
低温やけどにならないためにも、熱いと思ったらすぐに外してくださいね。
その他、気になる点あれば公式の「お灸のQ&A」を確認してみてください。
せんねん灸太陽の口コミ・レビューなどの評判
せんねん灸太陽を販売しているサイトの口コミやレビューを見てみましたが、概ね高評価で悪い評価はほとんどありませんでした。
あと、私と同じでダルビッシュ選手の動画を見て購入した人が結構いました。その人たちも効果を体感できているようです。
少し気になったのはお灸を貼ったまま寝ている人が意外と多いこと。火を使わないので火事になることはありませんが、貼る場所によっては低温やけどする可能性もあるので慣れた人以外は注意しましょう。
→『せんねん灸太陽』のレビューをもっと見る(楽天みんなのレビュー)
まとめ
以上がダルビッシュ有選手愛用の「火を使わないお灸 せんねん灸太陽」についての特徴や使い方・効果・注意点・評判です。
せんねん灸太陽は、低温で長時間温めることで血行をよくし、筋肉の疲れやこりをほぐし、神経痛や筋肉痛の痛みを緩和し、胃腸の働きを活発にするという効果があります。
ただし、低温やけどに注意する必要があります。また、顔や子供には使用しないでください。
せんねん灸太陽は、プロアスリートの中でも自分が使うものに異常なほどのこだわりを持つダルビッシュ有選手が強くおすすめしているアイテムなので、疲労回復や筋肉のコリ・血行を良くしたい人には是非使ってみてください。
#せんねん灸太陽 #ダルビッシュ有
参考にさせていただいた記事・サイト