7、8年前から始めたランニング。だいたい毎日10~15kmくらい走っています。
健康のためだけではなく、仕事や家庭で嫌な事があったり、資料作りなんかが進まないときには少し速めのペースで走ると、ストレス発散や頭の整理もできます。
しかし、新型コロナウイルスの流行で「ジョギングエチケット」の重要性が叫ばれ、マスクを着用して走るランナーが増えました。
山中教授が提唱するジョギングエチケット
新型コロナウイルスは感染しても多くの人は無症状です。発症する場合も、潜伏期にすでに感染力があると考えられています。ジョギングできるくらい元気でも、実は感染しているかもしれません。走って大きな息をするときは、咳やくしゃみと同じように周囲への配慮が望まれます。マスク、もしくはバフ、ネックゲイター等でジョギングエチケットを心がけましょう。
ランニング時は10mくらい離れないと感染の危険があるんだとか。本当かな…。
マスクは苦しいのでその他のアイテムを試す
私もランナーの端くれとして一般の方に迷惑をかけてはいけないと、毎回欠かさずマスクを着用していたのですが、やっぱり普通のマスクでは呼吸がしにくい!
汗で引っ付いたりベタベタになるのも非常に不快でした。
いろいろ悩んだ結果、山中教授のサイトには「マスク、もしくはバフ、ネックゲイター等」と書いてあったので、その他の物についても試してみる事にしました。
山中教授がおすすめとして紹介していた「バフ(BUFF)」というのは、スペイン人のジョアン・ロハスが作ったブランドの名称です。
「バフ」は衣類などいろいろなものを作っているのですが、その中に「チューブ型のネックウェア」というものがあります。
おそらく山中教授はこのチューブ型のネックウェアがバフという名称だと思ったのでしょう(厳密にはブランド名)。
➡(当ブログの記事)山中教授も使う「BUFF」はマスクより呼吸しやすい!特徴や使用感を紹介
このチューブ型のネックウェアは「ネックゲイター(ネックゲーター)」とも呼ばれていて、両者は形状的にはほぼ同じ。
ネックゲイターはバフだけではなく、さまざまなメーカー・ブランドから発売されているのですが、今回はスポーツメーカーとして有名な「MIZUNO(ミズノ)」のアイテムを紹介したいと思います。
ミズノ マルチフェイスガード
ミズノのネックゲイターの商品名は「ミズノ マルチフェイスガード」といいます。
幅は約25cm、周囲と長さは約50cmのチューブ型ネックウェアで、素材はポリエステル100%、製造国はロットによって変わるのかもしれませんが私が買ったときは台湾製でした。
パッケージのイラストにも描かれているように、フェイスガードとしてだけではなく、ネックウォーマーやヘッドバンドなどにもマルチに使えるアイテムです。
素材が薄めなのでオールシーズンで使える
ネット通販で購入予定で、手に取って商品を見る事ができなかったので、最初は素材感や生地の厚さが不安でした。
特に生地の厚さについては見た目では冬用に見えたので夏場は厳しいかなと思っていましたが…
ちょうどツイッターで私と同じ事を考えていた方がおられ、それに対してミズノ公式ツイッターの中の人が「オールシーズンで使えますよ。特に冬物ではありません」と答えていたので安心して購入しました。
素材はツイッターの回答どおり、かなり薄めでパッケージの紙のロゴや文字が透けるくらい。
冬は少し寒いかもしれないけれど、春夏秋は問題なく使えそうです。
使ってみた感想
口元部分だけを引っ張り上げるとすぐに落ちてしまいますが、横部分も耳の中程まで引っ張り上げるといい感じに固定できます。
実際に着用して走ってみたらマスクに比べて格段に呼吸がしやすかったです。もちろんノーマスクのほうが快適なのは言うまでもありませんが。
この通気性ではウイルスや細菌、花粉などをブロックする力はほぼ0に近いと思います。しかし、体液などが周囲に飛び散るのを防ぐ事で飛沫感染防止につながるのは間違いないので、新型コロナが完全に終息するまでは着用していくつもりです。
ただ、熱中症対策や何より快適にランニングするために人が確実に周囲にいない時は外し、人が見えた時は早めに口元を覆うようにしています。そういう時に素早く着け外しができる点でもネックゲイターは便利だなと思いました。
それにしても新型コロナのせいで何をするにも気を遣わないといけないので本当にストレスが溜まります…。これまでと同じようにノーマスクで快適に走れるようになる日が早く来る事を願っています。
冬用の厚手のネックゲイターと比べると比較にならないくらい息がしやすいです。ポリエステル素材なのでニオイがつかないよう短いスパンで洗濯するのを忘れないようにします(ポリエステルはすぐ臭くなる)。
参考にさせていただいた記事・サイト