【使用レビュー】おろし器「らくらくすれ~る」|安全で後片付けもラクラク!

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日本の伝統的な調理器具である"おろし器"。

今回は「元重製陶所(もとしげせいとうしょ)」が製造するおろし器『らくらくすれ~る』を紹介します。

実は以前、高齢猫の食事サポートのために同社のすり鉢を購入してすごく気に入ったことがきっかけで、このおろし器にも興味を持ちました。

製品の特徴や性能、実際に使用した感想をお伝えします。

「らくらくすれ~る」の基本情報

元重製陶所おろし器らくらくすれーる

元重製陶所とは?

大正14年(1925年)創業の「株式会社元重製陶所」は、伝統的な技法と現代的なニーズを融合させた製品を生み出している、島根県所在のすり鉢専門メーカーです。

日本国内での生産と安全性の高い材料にこだわった高品質な製品を製造・販売するメーカーとして知られています。

サイズ展開と特徴

「らくらくすれ~る」は、大・中・小の3サイズで展開されています。

  • 大・中サイズ:主に大根おろし用
  • 小サイズ:生姜やニンニクなどの薬味用

今回レビューするのは、大サイズの製品です。

我が家では大根おろしをかなりの量消費します。

ぽん酢をかけてそのまま食べたり(白ご飯2杯はイケる!)、しゃぶしゃぶや水炊き、ハンバーグと一緒に食べたりと、用途は様々。そのため、週に何度も大量の大根おろしを作ることになります。

「らくらくすれ~る」の最大の特徴は、おろし部分に強化セラミックを砕いた粒を使用している点。

元重製陶所おろし器らくらくすれーる おろし部

これが安全性と後片付けのしやすさにつながっているんです。

この強化セラミックの粒は、固着力の高い釉薬(ゆうやく)で固められているので、通常の使用では取れる心配はありません。

元重製陶所おろし器らくらくすれーる おろし部の粒は取れない

実際に使ってみた使用感

元重製陶所おろし器らくらくすれーる 特徴

「らくらくすれ~る」で大根をおろすときのポイントは、まずしっかり固定されていることを確認してから、円を描くようにおろすとやりやすいかなと思います。

「らくらくすれ~る」の裏部分にはシリコンゴムが付いているので固定しやすいですが、下が濡れていると滑りやすいので乾いたところに置いて使いましょう。

私はシリコンゴムだけでは少し不安なので、片手でおろし器を持って完全に固定しながらおろすようにしています。

おろし性能と仕上がり

正直なところ、おろし性能は一般的な量販品と比べて若干良くなった程度です。

以前使っていた100円ショップの製品と比較すると、少しパワーアップした程度でしょうか。

今まで使っていたおろし器

今まで使っていたおろし器

大根おろしの仕上がりは「やや粗目」

食感を楽しみたい方には、これがちょうどいいかもしれません。

ただし、おろし力だけを見れば高価な「らくらくすれ~る」を購入する価値があるかどうか疑問に思う方もいるかもしれません。

しかし、この製品の素晴らしさは他の部分にあります。

安全性と使いやすさ:「らくらくすれ~る」の大きな魅力

元重製陶所おろし器「らくらくすれーる」で大根をおろす

「らくらくすれ~る」の最大の魅力は、その高い安全性と使いやすさにあります。

従来の100円ショップのおろし器では、特に最後の方でよく手を切ってしまう経験がありました。

しかし、このおろし器は強化セラミック粒を採用しているため、手を切るリスクが大幅に低減されています。

セラミック粒自体は鋭さを持っていますが、その絶妙な配置により、従来の金属製のおろし器に比べると怪我のリスクは明らかに低くなっています。これは、頻繁に大根おろしを作る私にとって非常にありがたい特長です。

後片付けの簡単さ:日々の調理をより楽しく

元重製陶所おろし器「らくらくすれーる」 水で流すだけできれいになる

同様に重要なのが、後片付けの簡単さです。

セラミック粒の間隔が絶妙で、大根の繊維が挟まりにくい設計になっています。

以前のおろし器では大根の繊維が挟まってしまい、水で流すだけでは簡単にはきれいにならず、かなりストレスを感じていました。

「らくらくすれ~る」は水で軽くすすぐだけできれいになるので、毎日の調理が本当に楽になりました。この手軽さは想像以上で、おろし器を使う頻度が増えたほどです。

安全性の高さと相まって、この後片付けの簡単さは「らくらくすれ~る」の大きな魅力の一つとなっています。

和のテイストを感じるデザイン

和風のデザインは食卓に直接出しても違和感なし。

高級感のある和風のつくりで、別の容器に移さずにそのまま食卓に持っていける感じです。

ただ、大サイズでも大根を半分程度おろすと器いっぱいになるので、大量に必要な時は別の容器に移し替える必要があります。

元重製陶所おろし器「らくらくすれーる」でつくった大根おろし

小サイズなら生姜やわさびをおろしてそのまま食卓に持っていくとオシャレですね。

意外な使い方:パン粉作りの強い味方

パン粉を買い忘れた時は食パンとおろし器でパン粉作り

実は、「らくらくすれ~る」はパン粉作りにも重宝します。

揚げ物やハンバーグを作ろうとするとき、パン粉を買い忘れることってありませんか?

そういう時は食パンさえあれば、おろし器で細かくおろしてパン粉を作ることができます。

通常のおろし器よりずっと効率がいいので、急にパン粉が必要になった時に助かります。今までのおろし器と比べると、効率は2倍くらい良く、割とスイスイパン粉を作れます。

そして当然後片付けも楽。大根おろし同様水で洗い流すだけでかなりきれいになります。

改良版「もとしげ おろし器」

もとしげ おろし器
画像:元重製陶所

元重製陶所は「らくらくすれ~る」をさらに改良した「もとしげ おろし器」も販売しています。

こちらは「らくらくすれ~る」の刃のばらつきを小さくして、刃の数も増やして、さらにスムーズにおろせるように改良したそうです。

ただし、価格も上がっているので、コスパを重視するなら「らくらくすれ~る」で十分かもしれません。

個人的には、「らくらくすれ~る」でも十分便利だと感じているので、コストパフォーマンスを考えるとこちらがおすすめです。

まとめ

「らくらくすれ~る」は、確かに一般的な量販品より高価です。しかし、その安全性、使いやすさ、清掃の簡単さを考えると、頻繁に使う家庭なら十分元が取れる製品だと思います。

おろし性能そのものは劇的な向上とまでは言えませんが、使用時の安全性と後片付けの簡単さは本当に素晴らしい。

特に、毎日のように大根おろしを使う我が家では、これらの特徴が大きな魅力になっています。

後片付けが簡単なので、絶対に必要な料理の時以外も大根おろしを作って食卓に置いておくことも増えました。

大根おろしは抗酸化作用や美容効果、生活習慣病予防効果など、体に良い食材の一つです。おろすのが面倒で食べる機会が減っていた方にも、この「らくらくすれ~る」はおすすめです。

大根おろしをよく使う方、より安全で使いやすいおろし器を探している方は、ぜひ検討してみてください。長く愛用できる優れた道具は日々の料理をもっと楽しくしてくれるはずです。

#らくらくすれ~る #おろし器 #元重製陶所

日用品
ガガ
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猫飼い歴30年以上の猫好き、生き物好きで、スポーツや読書、料理、調べものが趣味。
野球とサッカーは観戦するのもプレーするのも好きです。
料理は作るのも食べるのも好きですが甲殻類アレルギー持ちです。

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