「金芽米(きんめまい)」は、うまみ層の「亜糊粉層」と栄養層の「金芽」を残した栄養価の高いお米です。
以前の記事『金芽米の炊き方は浸水が重要!白米との違いやグレードも解説』では、金芽米は白米と比べてビタミンやミネラル、食物繊維が豊富で、カロリーと糖質が少ないという特徴や金芽米の健康効果について詳しく解説しています。詳細は当該記事をご覧ください。
今回は金芽米のグレード(種類)ごとの味の違いを比較し、味と価格のバランスを考えながら、おすすめのグレードを探っていきます。
ハイセレクト・ベストセレクト・ゴールドセレクトの味と価格を比較
東洋ライスの金芽米には、「ハイセレクト」「ベストセレクト」「ゴールドセレクト」の3つのグレード(種類)があります。
それぞれ使用されているお米の品種が異なり、味や価格に差があります。
- ハイセレクト(9kg・4,150円/税込):味に定評のあるお米を使用。コスパに優れている。
- ベストセレクト(10kg・5,300円/税込):知名度と味に実績のあるお米を使用。ハイセレクトよりも味が良い。
- ゴールドセレクト(10kg・6,400円/税込):人気ブランド米を使用。最も味が良いが価格も高め。
私が実食した感想では、一番グレードの低いハイセレクトでもきちんと浸水することで甘みがアップし、一般的なお米よりも美味しく感じられました。
ベストセレクトはハイセレクトよりも甘みや旨味、香りが一段と強く、お米好きな人なら味の違いを明確に体感できるでしょう。
一方、ゴールドセレクトとベストセレクトの味の差は私にはあまり分かりませんでした。
舌の敏感な人には違いが感じられるかもしれませんが、ハイセレクトとベストセレクトほどの差は体感できなかったです。
新潟県産コシヒカリの金芽米は別格の美味しさ!
また、数年前の楽天スーパーセール時に購入した新潟県産コシヒカリの金芽米は、他のグレードとは比べ物にならないほど美味しかったです。
お米の一粒一粒がしっかりとしていて、ツヤもよく、甘みが強いのが特徴でした。
ただし、この商品は期間限定の販売だったようで、それ以降は定期的にチェックしているものの、再販売は確認できていません。
浸水が美味しさの鍵!ニトリの鍋で炊飯
金芽米を美味しく炊くためには、「浸水」が重要です。
1時間程度水に浸すことで、亜糊粉層が水分を吸収してふっくらし、金芽の甘みや香りも引き出されます。
私は、『【一人鍋】ニトリのIH対応卓上鍋は炊飯やホットケーキも作れる優れもの』で紹介したニトリの「IH対応卓上鍋」を使って金芽米を炊飯しています。
この鍋はふっ素加工が施されていて焦げつきにくく、お手入れも簡単。
浸水したお米を鍋に入れ、水分がなくなるまで加熱すれば、美味しい金芽米ご飯が炊き上がります。
まとめ:味と価格のバランスならベストセレクトがおすすめ!
グレード(種類) | 量 | 価格 (税込) | 味の感想 |
---|---|---|---|
ハイセレクト | 9kg (4.5kg×2袋) | 4,150円 | 値段が安く、味も十分美味しい。ただし、他のグレードと比べるとやや物足りない |
ベストセレクト | 10kg (5kg×2袋) | 5,300円 | ハイセレクトよりも明らかに美味しい。味と価格のバランスが良い |
ゴールドセレクト | 10kg (5kg×2袋) | 6,400円 | ベストセレクトよりも若干美味しい。ただし、価格差ほどの味の差は感じられない |
新潟県産コシヒカリ (参考) | – | – | 食べたグレードの中で最も美味しかった。ただし、スポット販売のため常時購入できない |
※若干割高になるが、4.5kgや5kgなど内容量が少ない商品も販売されている
※価格は東洋ライス公式サイトの税込価格(定期購入ではない通常価格)
金芽米は栄養価が高く美味しいお米です。
浸水することでさらに味が良くなるので、ニトリなどの炊飯に適した鍋を使い、ぜひ試してみてください。
グレード(種類)ごとの味の違いは、特にハイセレクトとベストセレクトの間で感じられます。
まずはコスパ重視でハイセレクトを選び、より味にこだわりたい方はベストセレクトを試してみるのがおすすめです。
新潟県産コシヒカリなどの単一品種の金芽米も非常に美味しいので、もし販売されていれば、ぜひ一度は食べてみる価値があります。
健康面でも味の面でも魅力的な金芽米を、ぜひ食卓に取り入れてみてくださいね!
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