ロシアのウクライナ侵攻や日米の金利差などによる円安のせいで値上げ値上げの毎日ですね…。
一部の優良企業に勤めている方からは「物価の上昇以上に昇給しているから問題ない」という声も聞きますが、全体の半分以上の人が昇給無しかせいぜい微増くらいで以前より生活が苦しくなっているのではないかと個人的には思います。
円安でチリ産ウニが高すぎる
ほとんど全ての物やサービスの値段が上がっているイメージがある中、最近「あれ?おまえそんなに高かったっけ」と驚いたのが私の大好物である【ウニ】です。
以前から国産のバフンウニとかムラサキウニみたいな超高級品は買えないけれど、チリ産の冷凍ウニは手頃な値段で買えたので3か月に1回くらい食べていました。
→(当ブログの記事)楽天市場高評価のチリ産冷凍生ウニをウニ丼で食べた感想
しかし、久しぶりにウニでも食べるかと通販モールをのぞいてみると、前に買った時は300グラムで4000円くらいだった商品が、なんと7000円弱!
1.75倍の値上げにはさすがにビックリしました。
まあ、1年前に1ドル115円くらいだったのが一時は150円くらいまで円安になったのでそれなりに値上げするのは理解できるけど、、、
それにしたって高すぎだろ!
ちなみにそのお店以外のチリ産ウニも大体同じくらいの値上げ。円安以外にもいろいろ事情があるのかもしれませんね。
大失敗だったスーパーマーケットのチリ産ウニ
通販のウニは凄い値上げだけどスーパーのウニの値段はどんな感じなんだろうと近くのお店をのぞいてみると、こちらも去年は税抜1100円くらいだったのが今年に入って1500円くらいに値上げされてました。
1166円→1598円なのでスーパーのチリ産ウニも十分すぎるほど値上げされてるけれど、通販の値上げ率よりはマシか…ととりあえず購入。
家に帰って早速ご飯に乗せうに丼にしてみるとこんな感じ。
なんかウニの量が少なくないですか?
値札に量が記載されてないので分からないけど、多分50グラムくらいしか入ってないんじゃないかと。
100グラム換算なら3200円弱なので、バリバリ値上げしてる通販の方がまだ安い。これはミスった。
板に乗っているウニってどれくらい入っているのか分かりにくいんですよね。店側も何グラムくらい入っているのか量を表示しといてくれるとありがたいです。
そして、味も微妙。
「ミョウバン不使用」「無添加」と書いてあるし見た目も悪くないので、いつものチリ産ウニと同等くらいだろうと思って食べてみたら、生臭いわ苦いわで全然美味しくない。
今まで通販で何店舗もチリ産のウニを食べてきたけど、見た目は同じでも味は結構当たり外れがあるんですよ。
今回食べたウニは完全に外れ。
値段は高いし味も不味い。スーパーのウニを買ったのは完全に失敗でしたね…。
うに丼にかけた空知舎の雲丹醤油単体の方がはるかに美味しいくらい。
安くて美味しいバンノウ水産のチリ産ウニが復活
それからしばらくして、たまたま楽天市場内をウロウロしている時におすすめで出てきたのが【バンノウ水産】のチリ産ウニでした。
バンノウ水産は2008年に設立された水産物加工・卸売り会社で、東証プライムに上場している「株式会社コロワイド」の子会社です。
ここのチリ産ウニは、私がこれまで食べた冷凍のチリ産ウニの中でトップクラスに美味しくて値段もまずまずだったのでよく注文していました。
→(当ブログの記事)バンノウ水産のチリ産無添加うには臭みが少なく甘みもあって美味しい!
しかし、いつの間にか楽天市場、ヤフーショッピング、Amazonといった大手通販モールから撤退し、公式ホームページもなくなってしまったので購入することができなくなってしまいました。
少しずつ値段が上がって商品の質も若干落ちてきてはいたものの、それでも値段・質ともに大手通販モールではトップレベルだったので買えなくなった時は酷く落ち込んだものです…。
その【バンノウ水産】が【バンノウ水産おせち店】と名を変えて楽天市場に再出店。
以前と違っておせちがメインのお店みたいなのでもしかしたらウニは売ってないかもしれないなあとダメ元で探してみると、「無添加極上うに3個セット(100グラム×3パック)」という商品を発見しました。
値段は送料込で税込3980円。
送料別で100グラム990円という時もあったのでその時に比べると高いですが、それでも他のお店に比べるとかなり安い。
ただ、商品ページをよく見ると、、、
ご注意ください
価格高騰が止まりません!
当店も日頃の感謝の気持ちを込めてギリギリの価格でやっておりますが赤字でいつ値上げになるかも分かりません。
この機会にお早目の購入をおススメします!バンノウ水産おせち店より引用
ですよねー。
多分為替レートが普通だった去年のうちに仕入れたものなのかもしれません。
次回のセールの時まで待とうかとも思いましたが店の気が変わったら困るので速攻購入。
以前と比べると食品ラベルがついたり販売者がコロワイドになっていたりとパッケージが変わってました。
冷凍状態はこんな感じ。
これを冷蔵庫で解凍すると、、、
こうなります。
ちょっと溶けているのは冷蔵庫に入れていた時間が長すぎたから。
本当は食べる8~10時間前に冷蔵庫に入れるのがベストですが、食べるのを忘れていて1日以上冷蔵庫内に置きっぱなしにしてしまいました…。
ちょっと凍ってるくらいの方がウニの溶けが少なく食感も良いので解凍時間は短めがおすすめですね。
100グラムで作れるうに丼は約2杯分。
肝心の味の方は以前とほぼ同じでした。
個体によって若干苦味や臭みを感じるものの、ほとんどのウニは爽やかな海の香りと甘みが感じられてとても美味しかったです。
「甘み」という部分で良いウニと悪いウニでは大きな差がある気がします。
その他、バンノウ水産のウニの細かい感想は以前の記事に書いています。
→バンノウ水産のチリ産無添加うには臭みが少なく甘みもあって美味しい!
まとめ
以上、今回は円安で通販やスーパーのチリ産ウニの値段が上がっている中、以前美味しくて安いウニを販売していた【バンノウ水産】(バンノウ水産おせち店)が復活していたという内容です。
店名的にもしかしたら年末年始限定のスポット出店かもしれないし、値段に関しても円安で厳しい状態が続いているみたいなので、突然値段が上がったり販売自体をストップしてしまう可能性もありますが、値段も安く味もなかなかのコスパの良い商品だと思うのでおすすめです。