【すり鉢】高齢猫の薬や食事サポートに!猫飼いにおすすめの便利アイテム

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長年猫を飼っていると、思わぬところで便利なアイテムに出会うことがあります。

そのひとつが「すり鉢」です。

最初は薬を与えるためだけに購入したのですが、今では高齢猫(シニア猫)の食事管理に欠かせないものになっています。

今回は、猫の飼い主にとってすり鉢がいかに役立つアイテムであるか、実際の経験を交えながらご紹介します。

猫飼いのすり鉢の基本的な活用法

粒の薬が飲めない猫への対処

猫の飼い主にとって「薬の投与」は大きな課題の一つ。特に粒状の薬を飲むことができない猫には苦労させられます。

ここですり鉢が大いに役立ちました。

私は100円ショップ(おそらくダイソー)で購入した小さなすり鉢を使って、粒の薬を粉になるまですり潰し、スープに混ぜたり、少量の水で溶かしてスポイトで与えています。

この方法によって薬の投与が随分楽になりました。

高齢猫の食事サポート

猫が高齢になると食べ物の好き嫌いが激しくなるのか、今まで食べていたものを食べなくなることがあります。

例えば我が家のいる糖尿病の猫。

この子は16歳になった頃から、主食としていた「ロイヤルカナン 糖コントロールパウチ」の食べ方に変化が現れました。

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具体的にはスープだけを飲んで肉の部分を残すようになったのです。

そんな時に役立ったのがすり鉢です。

パウチをすり鉢でペースト状にしてあげると全部食べるようになりました。これには本当に助けられました。

経験から言えることですが、猫が高齢になったり、病気になったりして余命がわずかになった時、フードの粒の感触が気になって食べづらくなる傾向があります。

そういう時は、すり鉢でフードがなめらかになるまでしっかりとすり潰してあげることをおすすめします。

100円ショップのすり鉢と専門メーカーの製品

最初は100円ショップで購入した直径10cm、高さ5cmほどの小さなすり鉢を使っていましたが、猫のフードを潰したり砕いたりするには少し小さすぎました。

そこでもう少し大きめのサイズのものを探していたところ、Amazonで国産のすり鉢専門メーカー元重製陶所(もとしげせいとうじょ)の製品を見つけました。

元重製陶所のパンフレット

元重製陶所 石見焼 すり鉢 底 5号 直径15cm

元重製陶所 石見焼 すり鉢 底 5号 直径15cm 内側

元重製陶所のすり鉢の特徴

元重製陶所のすり鉢は、色や形が異なるいくつかの種類があり、サイズも直径12cmから30cmを超えるものまで幅広く揃っています。

私は今回、直径15cm高さ7cmほどの5号サイズを購入。

このサイズは猫のフード用に丁度良く、以前の100円ショップのものと比べて容量が増えたことで、使い勝手が格段に向上しました。

元重製陶所のすり鉢の特徴として、底にシリコンの滑り止めがついていることや、安全性の高い材料を使用していることが挙げられます。

元重製陶所 石見焼 すり鉢 底にシリコンの滑り止め

また、原料には島根県と岐阜県の国産粘土を使用しており、安全性と品質にこだわった製品となっています。

価格も品質を考えると良心的だと感じました。

100円ショップの量産品との違いは一目瞭然で、特にすり鉢の肝である「櫛目」の部分に大きな差があります。手作業で加工されているため、先端が鋭く尖っており、すりやすさが全く違います。

元重製陶所と100円ショップのすり鉢の櫛目の違い

高齢猫の食事管理におけるすり鉢の具体的な活用法

元重製陶所のすり鉢でペースト状にした糖コントロールパウチを猫に与える

ドライフードの調整

猫は高齢になると嚥下機能(飲み込む力)がだんだんと衰えていきます。

私は、18歳の猫にドライフードを与えて喉に詰まらせてしまった経験から、高齢猫にはドライフードを軽く砕いて与えるようにしています。

ただし、あまり細かくしすぎないよう注意しています。ある程度の粒感を残すことで、猫の噛む力を維持することができるからです。

糖コントロールドライを元重製陶所のすり鉢で擦る

糖コントロールドライを元重製陶所のすり鉢で砕く

水分補給の工夫

夏場など水分をしっかりとらせたい時は、ドライフードをすり鉢で粉になるまですり潰し、水を加えてペースト状にして与えています。

高齢猫は夏場に水分不足で体調を崩しやすいので、この方法が効果的です。

糖コントロールドライを元重製陶所のすり鉢で粉になるまで擦る

糖コントロールドライを元重製陶所のすり鉢で粉にしたものに水を加えてペースト状にする

パウチフードの調整

パウチフードも、中の具(お肉やお魚)をすり鉢でペースト状にすることで、食べやすくなります。

最近は直接すり鉢から食べさせていますが、ほとんど残さずに食べてくれます。

糖コントロールパウチを元重製陶所のすり鉢で擦る

糖コントロールパウチを元重製陶所のすり鉢でペースト状になるまで擦る

糖コントロールパウチを元重製陶所のすり鉢でペースト状になるまで擦る2

すり鉢の手入れと衛生管理

元重製陶所のすり鉢は使用後の手入れが簡単なのも魅力の一つです。

メーカーの公式情報によると、すり鉢の内側には「釉薬」と呼ばれるガラス質のコーティングが施されています。このため吸水性がなく、使用後は流水で簡単に汚れを落とすことができます。

元重製陶所 石見焼 すり鉢 水洗いだけで簡単に汚れがとれる

日々の手入れ

  • 使用後はすぐに流水で洗い流す。
  • 軽い汚れであれば、スポンジで洗うだけで十分。
  • 櫛目に残った頑固な汚れは、たわしでこすることで落とせる。

毎日使うアイテムなので、手入れが簡単で衛生的に使用できるというのは非常に重要。適切な手入れを行えば長く愛用することができるでしょう。

まとめ

元重製陶所 石見焼 すり鉢とダイソーのすり鉢

すり鉢は、猫の薬の投与や食事管理に非常に役立つアイテムです。

特に高齢猫を飼っている方には、ぜひ一度試してもらいたいですね。

私は今回購入した元重製陶所の商品を気に入って使っていますが、他にもさまざまなメーカーの製品があります。

すり鉢を選ぶ際は、安全で質の良いものを探すことが大切です。また、猫の食事量に合わせたサイズ選びも重要なポイントになります。

猫の健康と快適な生活のために、ぜひすり鉢を活用してみてください!

#猫との暮らしに役立つアイテム #すり鉢 #元重製陶所

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