猫を飼っている方なら、猫草という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
猫草とは、猫のために特別に育てられた植物のことで、主にイネ科の燕麦(えんばく)などが使われ、毛玉の排出や消化を助けたり、ストレスを解消したりする効果があると言われています。
しかし、猫草にはいろいろな種類があり、どれを選べばいいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、私が10年以上愛用している猫草『ミーちゃんスッキリ生野菜』をご紹介します。
この猫草は土を使わずに紙パックで栽培できます。そのため、衛生的で廃棄も楽なのが最大の魅力。
私の飼っている猫たちもこの猫草が大好きで毎日食べています。この記事では、ミーちゃんスッキリ生野菜の魅力や栽培方法(育て方)、猫の反応などを紹介します。
「ミーちゃんスッキリ生野菜」の魅力と栽培方法(育て方)、猫の反応
「ミーちゃんスッキリ生野菜」は、静岡県富士市に本社を置く「イデシギョー株式会社」が製造しています。
イデシギョーは、ティッシュペーパーやトイレットロール、ペーパータオルなどの紙製品を製造・販売している会社で、猫草の原料もほとんどが紙類です。
おそらく、他の製品の副産物を上手に活用しているのでしょう。猫アイテムでは、猫草のほかにも、ティッシュの損紙を粉砕した猫砂も作っているそうです。
「ミーちゃんスッキリ生野菜」のメリット
私が「ミーちゃんスッキリ生野菜」を気に入っている理由は以下の2つ。
- 土を使っていないので衛生的
- 原料が紙類と燕麦の種なので廃棄が楽
土を使った猫草は土に含まれる微生物やカビなどが猫の健康に悪影響を与える可能性がありますし、猫がひっくり返してしまった時に周囲に散らばって掃除が大変です。
しかし、この猫草は紙パックに粉砕パルプと燕麦の種が入っているだけなので、そういった心配がありません。また、使い終わったら乾かしてから燃えるゴミとして捨てるだけなので、廃棄も簡単です。
他にも細かい長所はたくさんありますが、私にとって「土を使っていない」のと「廃棄が楽」な点が最大の魅力です。
短所としては、重量が軽いので猫が噛んで引っ張りあちこちに持っていってしまうことと、この商品を売っているお店が少ないことでしょうか。
前者の対策としては、コーヒー器具の製造で有名なハリオの猫草セット「にゃんベジ」の鉢を使っている人がいるようです。
後者はネット通販を活用するとよいかと思います。
「ミーちゃんスッキリ生野菜」の育て方と成長過程
「ミーちゃんスッキリ生野菜」の育て方は非常に簡単。
紙パックを折り曲げて250ccの水を注ぎ窓際に置いておくだけで、3日目には発芽し、6日目には食べ頃になります。
成長した草の芽がパルプを持ち上げるので、ちぎれたパルプは取り除きましょう。
植物が成長していく過程を見るのは楽しいですね。
「ミーちゃんスッキリ生野菜」に対する猫の反応
猫たちは猫草の匂いが分かるらしくすぐに荒らしにくるので、ある程度育つまでは隠しておいた方がいいでしょう。
私の飼っている猫たちは、「ミーちゃんスッキリ生野菜」を目をランランさせて食べています。
食べるのが下手な子は上の方を噛んでいるだけですが、上手な子は猫草をプチっと抜いて器用に飲み込みます。
全く興味を示さない子もいるけど、おやつより猫草を選ぶくらい好きな子もいます。
ただし、一度に食べすぎると下痢をおこす場合があるので、与え過ぎには注意しましょう。
まとめ
以上が、私がおすすめする猫草「ミーちゃんスッキリ生野菜」についての紹介でした。
この猫草は、土を使わずに紙パックで栽培できるので、衛生的で廃棄も楽なのが最大の魅力。
栽培も簡単で早く、猫の食いつきも上々です。
値段も安いところを探せば気にならないですし、猫草を買うならこの商品を選ぶのが個人的にはベストだと思います。
猫草は猫にとって絶対に必要なものではありませんが、換毛期などでビニルを噛んでいる子がいるなら試しに与えてみてください。猫の健康やストレス解消に役立つかもしれません。
同じタイプの商品は「無印良品 猫草栽培セット」と「ハリオ 猫草栽培キット にゃんベジ」あたりですが、食いつきは若干違う気がします。
肉食のはずの猫が肉より野菜をおいしそうに食べているのを見ると不思議な気分になります。猫草と猫について研究している大学とかはないんでしょうかね。
#猫草 #ミーちゃんスッキリ生野菜
参考にさせていただいた記事・サイト